思い込む可能性

「犬好き」という人は気持ちを表すことの多いパートナーがほしい。情を注いだ分自分に対しても同じようにしてくれるそんなことができるパートナーを思い願う場合が少なくない。

マンネリを防止するとっておきの方法とは何か?その作戦は、パートナーと二人でする共同作業の中にある。二人で同じ目標を持ち、それに到達した時に、二人でやり遂げたという感激が重要である。

「今どきの若い人たちはどんなものでも手に入るからどうだこうだ」としょっちゅう評される。そうはいうものの、何でも手に入るからどうだこうだ」というのはかなりの考え違いだ。完璧な彼氏あるいは夫や彼女あるいは妻はまれにしかお目にかかれない。

女性の多くは男性の様々な能力などが特別ではないことを望んでいる。すべての点においてみんなの中間くらいの人がモテモテ。異常に際立っている立派な人は実は寄せ付けてもらえない。

恋人との間では、どんなちいさなことでも「本当にありがとう」や「すまない」とそのときの心の中を確実に伝える出会ったころの心をどんな出来事があってもずっと忘れない事がポイント。

女の人にされた内容と同じ返してあげることのできない男性は女性にモテないのである。女の人は質問した相手に同じことを聞いてもらいたくてその質問を投げかける。本人が尋ねたことは同じことを質問してほしいという生き物だ。

男性の愛には聞こえる言葉よりも多くの沈黙が実はある。恋人を愛する男が彼女に向かって甘く語りかけるとき、聞いている恋人は聞こえる言葉ではなく沈黙に聴きほれているものである。

つまり空は女の恋のようなものである。偉大で大きな海は男性の恋のようなものである。男女とも実は空の下やと海の上の境目に越えられない限度が存在していることに気がつかないことがしばしばある。

注目。芸能人の結婚を見てもわかるように、ほとんどの女性は外見重視ではなく、内面を重視するカップルが多いと考えられる。それは、女の人にとって外面よりも、感情的であったり精神的な安心や安全こそが欠かせないからです。

つまり拒否的な、これ以外でも遠慮がちな対応が、女の魅力を高めるということ。反対に、あっさりと異性の誘いにのるようでは、あなたの惹きつける力低くするというわけ。

近づきたい人につぎ込んだり(金銭的だけでなく、加えて心身的、時間的)したことで、男も女も投資した相手を好きになることがふつうである。それどころか、否が応でも好きにならざるを得なくなってしまうのだ。

いかなる方法で“女性らしさ”(例えば優しさ、癒し、包容力など)をいいなと思っている男性に知ってもらえるかが最低限の条件であるとともに、最後の条件でもある。自分のことを魅力的に印象付けようとするそういう姿に男性は魅了される。

その息吹に触れたらあらゆるものを全てかけがえのないものに変えてしまう、これこそが愛の魔力なのだ。まるで、優しい金色の光で黒い雨雲であっても美しいものに変化させる輝く星のようである。

有名なロミオ&ジュリエットで知られる、求めてはならない愛が普通より燃える理由は、関係者からの横やりが愛し合う二人の絆をもうひとまわり固いものにしてしまう意識が作用するものだからである。

恋をしている最中には、とても身近に、だけどいくら夢見ても自分には届かないつかみきれないほどの幸福が存在するように考える。加えてその幸せは、たったひとつの言葉、そしてひとつの笑顔にのみ左右されるのである。